Q&A

製品に関するご質問
リバース製品はどの種類も同じリバースマテリアルという原材料になっていますが、どれを使っても一緒ですか?

原材料のリバースマテリアルには、特性の違う数種類ものがあり、それぞれの用途にあった組合せと配分量になっております。
飼育する生体や環境に合わせてお使い下さい。

他のコケ抑制商品と何が違うのですか?

原因を取り除くか(リバース)、結果を薬殺するか(他商品)の違いです。リバースは、コケが発生する原因である過剰な酸化物を取り除くことで、結果であるコケを出にくくするのに対し、他のコケ抑制商品の多くは除草剤等により結果であるコケに直接作用して枯らします。リバースの原因を取り除く方法は、そこから派生する多くの種類のコケを抑制する事ができ、
また飼育水を健全な方向に持っていく為水草や生体もより良好になります。しかし、効果の出始めが緩やかというデメリットもあります。

これに対しコケに直接作用する方法は、それぞれの種類に対応した抑制剤を使用する必要があり、何よりも水草にも弊害がある場合が多く、
また原因である過剰な酸化物は増え続けるので飼育水は腐敗方向に進み様々な弊害が出てきます。

それでも効果が早いというメリットもありますので状況に応じて使い分けて下さい。

製品を取り扱っている店舗を教えてほしい

取扱店舗は『特約店一覧』よりご確認お願い致します。
弊社製品の特約店であればお取り寄せも可能です。

使用方法に関するご質問
使い方が分からない。

リバースは飼育に必要な生物濾過の役割と濾過後の酸 化物の除去、また水質調整材の役割をすべて併せ持っています。
ろ過器には濾過材としてグレインのタイプを。カルキ抜き等の水質調整材としてリキッドタイプ をお使いいただくだけで、
初心者でも簡単で安全に飼育に適したコケの出にくい水質を長期間維持する事ができます。

どの製品を使用すればよいかわからない。

飼育する生体に合わせて、粒タイプのベース濾過材グレインフレッシュorマリンと液体タイプの補助濾過材リキッドフレッシュorマリンを一緒に
お使いいただければ基本的にほとんどの場合簡単に飼育して頂けます。しかし、標準よりアルカリ成分が特別に多い地域などや更にアルカリ性
に保ちたいなどの為に補助濾過剤としてグレインソフトやpHアップなどをラインナップしております。ベース濾過材と一緒にお使い下さい。

リキッドとグレインはどちらを使えば良いですか?

グレインとリキッドにはそれぞれの役割がありますので併用していただく事をお勧めします。グレインはろ過器に入れて使用し、
飼育水全体の水質をそれぞれの生体に適した質に調整しながら汚れを取り除いていきます。リキッドはグレインでは取り除きにくい止水域や底砂の中に入り込み汚れを取り除き、コケにも直接取り付き抑制効果を発揮します。
また、生体が取り込む事により、体内の過剰な脂肪酸や消化不良物質を取り除き排泄させます。そしてその排泄物も飼育水を汚しにくくなります。

補助濾過材の使い方が分からない。

補助濾過材はベース濾過材の一部の機能を更に補強する為に作られております。液体濾過材は粒タイプの効果が届かない止水域や底砂の酸化物の除去に。
グレインpHupは更にpHを上げたい場合やpHが下がりすぎて早めにpHを回復させたい場合に。グレインソフトは特に硬水域の場合や更に軟水で中性付近にしたい場合に。グレインソフト6・8は軟水でpHも弱酸性にしたい場合に。

補助濾過材はベース濾過材と併用する事でより機能を発揮する様調整されておりますが、
小型水槽などでは補助濾過材だけでも十分に効果を発揮しますので是非お試しください。

ソフトとソフト6.8の違いは?

いずれもアルカリ性成分(カルシウムイオン、マグネシウムイオン)を取り除きGH1前後の軟水にし、
また酸化物も取り除く事で大きく酸性に傾く事も防ぎます。それに加えソフト6・8は更に炭酸イオンも取り除きKHも1前後に調整します。
セット初期やどうしてもpHが下がらない場合にお使いいただければ困難なく弱酸性の飼育水に調整する事ができます。

金魚を飼う時、フレッシュとマリンのどちらをを使えば良いですか?

水草を一緒に飼うかどうかで判断します。金魚は餌が多くなりやすく酸化しやすい為、酸化物の取れる量が多いマリンを使用した方が良いのですが、水草は一般的に軟水を好む為、水草と一緒に飼育する場合は軟水にする効果もあるフレッシュのご使用をお勧めします。

リバースを使う時の量がわからない。

説明書に書いてある量を基本にしていただければ良いのですが、汚れや餌の量に応じて増減して下さい。例えば本格的な水草水槽などは、餌も少なく水草が酸化物を吸収してくれる為少しの量で効果を発揮します。逆に餌や汚れが多い水槽は少し多めに入れていただく方が維持しやすくなります。また、リキッドタイプ投入による濁りが気になる場合は、一週間に分けて入れていただくと気になりにくくなります。

グレインの交換はいつすれば良いですか?

2ヶ月から6ヶ月と大まかな表示をしておりますが、これは調整する原水や飼育水によって大きく左右される為です。水質検査をしていただく事が一番正確ですが、約3ヶ月を目安に追加、交換をしていただく事をお勧めいたします。

グレインを濾過器のどこに入れれば良いのか分からない。

吸着効果を出来るだけ長持ちさせる為、またより確実に効果を発揮させる為にウールなどで前濾過をした後ろに入れてお使い下さい。
例えば上部濾過器では下側に、外部濾過器では上側に、外掛け式濾過器では水槽側に入れてお使い下さい。

濾過器に入れられない場合はどうすれば良いですか?

リバースは飼育水が触れる事で汚れ成分等を取り除きますので、リバース全体を飼育水が通り抜ける様に濾過器に入れてお使いいただくのが良いのですが、濾過器の使用が難しいなどの場合は、出来るだけ流れの良い水槽内に投げ込んでお使い頂いても結構です。
その際は飼育水の通過回数が少なくなる為、効果の出始めが緩やかになります。

Cavity を上部フィルターのドライろ過として使用できますか?

ドライフィルターとしてご使用できます。

外部式フィルター使用時、ろ過材は『Cavity』のみの使用で大丈夫でしょうか?

キャビティは物理、生物ろ過機能を兼ね備えたろ過材のため、キャビティのみの使用で問題ありませんが、状況によって吸着ろ過材やフィルターマット等を併用して頂いて大丈夫です。

『Cavity』と『Cavity PRO』はどちらを使用すればよいですか?

現在立ち上がっている水槽であれば『Cavity』を。

新規の水槽立ち上げであればバクテリア定着スピードの速い『Cavity PRO』をお勧めいたします。

『Cavity』の手入れ方法と交換時期を教えてください。

お手入れ方法はバケツ等に水換え時の飼育水やカルキを抜いた水道水を溜め、その中に『Cavity』を移して軽く数回かき混ぜる程度で大丈夫です。
交換時期につきましてはご使用状況によって大きく変わりますが、一~二年程度で半分程度を交換することをお勧めしております。

効果に関するご質問
リバースを使ってもコケが出るのですが?

リバースは過剰に劣悪な環境をリバースだけで改善する為の調整はしておりません。生き物を飼育する自覚を持ち最低限の手間はかけて頂きたいと考えるからです。
もし、リバースを使用してもコケがひどいという場合は、リバースが効かないのではなく、
それ以外に要因があると考えて下さい。例えばエサが多すぎる、水換えをしなさすぎる、照明点灯時間が長すぎる、
メンテナンスの方法が適切でない等。飼育習慣を見直す事で、手間もコストも少なくする事が出来ます。わからない場合は専門店にご相談され、問題点を改善する事をお勧めします。

リキッドを魚が食べるので心配。

リキッドは、生体に取り込ませる事も目的に作られております。生体には全くの無害物質ですので安心してお使い下さい。水槽内の環境では自然界では摂取しない過剰な栄養を与えられている事が多く、その為に消化不良や体調不良になる事も多くあります。
リキッドは腸内を活性化させ消化を促すと共に過酸化物質を取り除き、便と共に排出させ、その排出された便も飼育水を汚しにくくしますのでコケや水換えも少なくする事が出来ます。

グレイン(粒タイプ)は、ゴシゴシ洗って使うと吸着力が戻るということを聞いたのですが本当でしょうか?

残念ながら洗っても吸着力は戻りません。
リバースは吸着したものを離さない強いイオン吸着力が特徴の商品です。
洗うくらいで離れるようでは飼育水を再汚染してしまいます。
(天然鉱物をそのまま使用したイオン吸着といわれる商品は吸着力が弱く再汚染が起こりやすいため注意が必要です)。
しかしながら、ろ材をこまめに洗うのはお勧めしております。
これは、吸着する面に付着している大きな汚れを取除き本来の吸着面積を確保するためです。
お湯で洗浄していただけると尚効果があります。(お湯で手を洗うと油脂分が落ちやすいのと同じ意味合いです)
こまめにうまく洗浄していただければ2倍以上の持続力も可能です。
おそらくこの洗浄のお勧めが吸着力が戻るという説明になってしまったのだと思われます。ご案内不足をお詫びいたします。

底砂やライブロックに蓄積されている栄養塩の除去にも効果的ですか?

リキッドタイプは、まさにご心配のグレイン(粒)タイプだけでは改善しにくい、
酸化の激しい底砂や止水域等に働きかけるために開発されたものですので効果を発揮します。
ただ、水質等の急変や過度の吸着を避けるため、吸着力を弱く設定しております。
リキッドだけでは数値が目に見えて下がることはありませんが、あまり悪化しない事を実感頂けると思います。

補足:リキッドは生体に取りこますことにより(鉱物ですので吸収はされません)整腸作用は勿論ですが、排泄物も酸化しにくくなりますので、水質の悪化もかなり防げます。

飼育水のpHが8程度と高い状態で、「リバースグレインフレッシュ」、「リバースリキッドフレッシュ」でpH7付近にすることは可能ですか?

飼育されている地域の水道水の状態によりますが、「リバースグレインフレッシュ」により改善を見込めます
「リバースリキッドフレッシュ」はpHに大きな変動を与えることはありません。

リバースリキッド・プラスシリーズの成分内容は同じですか?

生体の特性に合わせて配合を変えております
魚種別のリバースを使用することで水質が改善方向に向かいやすくなります。

『リバース・グレイン ソフト6.8』を使用しているが、pHが6.8まで下がらない場合はどうすれば良いですか?

基本的に通常ほとんどの地域で『リバース・グレイン ソフト6.8』を使用すればpHは6.8程度まで下がるのですが、下がらない場合は『リバース・グレイン ソフト6.8』を追加することで下げることは可能です。
但し以下のことが考えられます
・硬度成分、中でもナトリウムなどが特に多い水道水である
・飼育水槽内に硬度やpHを上げる石や底砂、ソイル、ろ過材等を使用している
・水道水の硬度が高く初期はpHが下がったが、水換えを繰り返すことで効果が短くなりpHが下がらなくなった

『リバース・リキッド ゴールド』はケイ酸塩を減らすことはできますか?

『リバース』はアルカリ性成分のみを除去する為の製品を除き、『リバース・リキッド ゴールド』も含めどの製品もケイ酸塩はもちろん、リン酸塩、硝酸塩など幅広い酸化物を除去します。
リキッドタイプは生体に直接取り込まれて生体の整腸作用の役割も担う為、緩やかな作用に設計されております。
数値を大きく下げることはしませんが、発生したコケが育ちにくくなり減っていきます。

『リバース・リキッド ゴールド』はサンゴ砂と併用可能ですか?

サンゴ砂との併用も全く問題ありません。
『リバース』はどの製品も、既存の調整剤のように反対の性質の物質を足して中和をするのでは無く、原因そのものを狙って除去する効果があります。
基本的にどのような製品と同時使用されても問題になることはありませんのでご安心してお使いください。

『リバース・リキッド ベタ』は殺菌効果があるとのことですが、ろ過バクテリアへの影響はあるのでしょうか?
ろ過器使用の水槽でリバースリキッドを使用しても問題ないのでしょうか?

『リバース・リキッド ベタ』の特徴とする「雑菌を繁殖させにくくする」という表現は、
『リバース』自体が抗菌作用を持つというよりも、酸化物を選択的に除去することにより、病原菌の栄養となる飼育水の富栄養化を防ぐことで病原菌の発生や繁殖も防ぎます。
特にベタなど水の流れのない水槽ではこれらの菌類が発生しやすい為、液状化したリキッドタイプは効果を発揮します。
ろ過バクテリア(ニトロソモナス、ニトロバクター)においては問題が無いことは検証済ですのでご安心してお使いください。

『リバース・リキッド ベタ』はビタミンを配合されており、半透明のボトルに入っていますが、冷暗所で保存した方が良いでしょうか?

『リバース』に配合されているビタミンは、特殊コーティングされており、水や強い光の他に熱にも強い耐性を持っています。
半透明のボトル内の環境にて1年経過しても約98%の性能を維持しますので、ボトル内であれば特別に置き場所は選びませんが、過剰に高温になる場所は念のため避けるようお願いいたします。

『リバース・グレイン ソフト6.8』は30Lの水槽でも一袋の使用ですか?

『リバース・グレイン ソフト6.8』は原水や飼育水の状況にもよりますが、30LであればpH6.5~6.8の水質が2倍長持ちすると考えて下さい。

『リバース・リキッド』シリーズは水道水のカルキ(塩素)を瞬時に抜くことはできますか?

瞬時に除去することが出来ます。
『リバース・リキッド』シリーズはカルキ(塩素)を中和するのではなく、除去する効果となりますので安全にご使用いただけます。

『リバース・リキッド』シリーズと他社のカルキ抜きとの併用は出来ますか?

併用は可能です。
『リバース・リキッド』シリーズはカルキ(塩素)を中和するのではなく、除去する効果となりますので安全にご使用いただけます。
そのため、『リバース・リキッド』シリーズをご使用いただけるのであればその他のカルキ抜きをご異様になられる必要はないかと存じます。

水の流れが少ないフィルターでも『リバース・グレイン』は機能しますか?

一定量の淀むことがなく通水しているフィルターで、水にしっかりと浸かっていれば『リバース・グレイン』は機能いたします。

ボトルアクアリウムマリンについてのご質問
ボトルアクアリウムマリンにエアーポンプは必要ですか?

ボトルアクアリウムマリンでは2.5cm以下のサイズの魚であれば、魚が泳ぐ水流で溶け込む溶存酸素と、その魚の大きさで消費される酸素量を計算しておりますので、エアーポンプがなくても飼育することが可能です
もし2.5㎝以上のサイズの場合は酸素が不足する可能性がありますのでエアーポンプをお使いください。

専用ボトルに付いてる飾り用のカラーサンドは洗って再利用できますか?

洗浄後、再利用可能です。

数日間留守にする場合はどうすれば良いですか?

数日程度はエサがなくても大丈夫です。
留守にする前にエサを多く与えると水質が悪化しますので通常通りの量を与えてください。
水温の変化が激しいとお魚に取って不調の大きな要因となりますので、留守の際も水温器具は使用してください。

取扱説明書に記載されている、マジックドロップを毎日1〜2滴入れる理由はなぜでしょうか?

マジックドロップは安全に塩素を除去できる製品ですが、その他にストレスの緩和や消化器機能の活性化、汚れ除去の機能があります。
毎日滴下して頂くのはお魚の消化を助け、フンに絡んで飼育水を汚れにくくする効果があるため勧めしております。

ボトルアクアリウムマリンは蓋で密封しても大丈夫ですか?

空気を取り込むため、付属の真ん中に穴の開いたプラスチックの蓋を載せて飼育してください。
蓋を使って完全密閉するのは移動時に使用してください。

ボトルアクアリウムマリンは夜間も照明は必要ですか?

基本的には必要ありませんが、真っ暗な中で人の気配やいきなり明るくなるとパニックになり壁に衝突してケガをする可能性があります。
豆電球などの常夜灯があると安心です。

水換え時にお魚を移動するときは網ではなく、容器やカップですくう方がよいですか?

弊社では容器やカップでなかなか掬えずストレスを与えるよりも、目の細かい網で素早く移動させることをお勧めしております。